中学入試当日の朝。
長男は顔面蒼白でした。
私と妻で、リラックスさせようと色々声を掛けていました。
移動の電車の中では、家族写真や動画を見せながら緊張をほぐそうとしていました。
入試会場での恒例の塾ごとの激励はコロナ禍の影響で今年も禁止でした。
進学館のような中規模塾は、大手の他塾にのまれてしまうこともあるそうなので良かったような気もしますが。。。
一応塾からの指示で、入試会場最寄り駅周辺にある系列の塾校舎に集合して、
先生からの最後の助言を受けて行くことになりました。
そして、10分ほどして出てきた長男の顔は、
とてもリラックス!!
入試会場では、心配でたまらない私をよそに一度も振り返らずに入っていきました。
そこで、改めて塾の先生と長男のきずなの強さを痛感しました。
親の激励って、ある意味プレッシャーになってしまっているのかもしれませんね。
中学受験は、子どもにとって大きな試練です。
子どもにとって、塾の先生との絆は非常に重要な役割を果たしていると感じました。
塾の先生の役割は、子どもたちの学習のサポートだけではなく、心のケアやモチベーションの維持にもあったのだと改めて思いました。
特に受験の年齢となる11~12歳は思春期を迎え、心も身体も変化していく中で様々な悩みや不安を抱える時期にあたります。
そんなときには、親以外の信頼できる大人が近くにいると安心できる子どももいます。
塾の先生は、生徒たちの日々の勉強に対する不安な気持ちを聞き出して解消するためのアドバイスをしてくれます。
子どもたちの成績を把握し、成績向上のための戦略を提案したり、苦手科目の克服方法をアドバイスしてくれます。
そして、子どもたちは自信をつけたり、目標に向かって努力することができます。
また、時には雑談の中で、生活面や友達関係、進路など多岐にわたる悩みにも対応してくれます。
このように、塾の先生との絆は中学受験において非常に重要なものとなっています。
入試会場の入り口に吸い込まれていく長男の後ろ姿をみて、
自分の無力さを感じると同時に塾の先生への感謝の思いでいっぱいになりました。
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