【一条工務店】ウォークインクローゼットは便利だ! 修正版

全ての部屋にクローゼットを設置する!というコンセプトのもとで、設計をスタートしました。

2階部分の広さは約13.7坪。この限られたスペースの中で、4つの部屋を配置する必要がありました。さらに、すべての部屋で採光の基準を満たさなければならず、そのうえ、大型の家具や設備のスペースも確保する必要がありました。例えば、和ダンスや仏壇、そして換気システムのロスガードなどです。これらの条件を考慮すると、全ての部屋に個別のクローゼットを設けるのはなかなか難しいのでは……と、一時は悩んでいました。

しかし、試行錯誤を重ねた結果、なんとかウォークインクローゼットを1か所設けることができました! もちろん、広々とした大容量のクローゼットを確保するのは難しく、最終的に約1.5畳(0.75坪)ほどのスペースとなりました。それでも、このクローゼットのおかげで収納スペースがしっかり確保でき、家全体の使い勝手も向上したと思います。




このウォークインクローゼットの奥には、ロスガード本体が設置されています。ロスガードは定期的なメンテナンスが必要なため、前面には大きな家具などを置くことができません。

そのため、入り口から奥へと続く約0.5畳分は、通路として機能せざるを得ませんでした。

ただ、そのまま何も置かずに通路として使うだけでは、せっかくの貴重なスペースがもったいない……! そこで、収納力をアップさせるために、可動式の棚を設置することにしました。

キャスターを取り付けることで、棚を横方向にスライドさせられるようにし、ロスガードのメンテナンス時には簡単に動かせる仕様になっています。これにより、通路としての機能を損なわず、収納スペースとしても有効活用できるようになりました。

クローゼットの内部には、上部に棚を設置しており、多くの衣類を収納できるようになっています。さらに、床には衣装ケースを置き、ハンガーパイプも2本取り付けました。これにより、畳む収納と吊るす収納の両方をバランスよく活用できるようになっています。

このウォークインクローゼットは夫婦で共用しているため、それぞれのスペースをうまく分割し、お互いに収納量を調整しながら使っています。衣類の数を適切に管理し、クローゼット内で収まる範囲に抑えることで、常にスッキリとした状態をキープできるよう工夫しています。限られたスペースの中でも、ちょっとしたアイデアを取り入れることで、快適な収納空間を実現できたと思います!

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