長男の入試をきっかけに約30年ぶりに見た日能研のR4偏差値表。
最も衝撃を受けたのが須磨学園中学校でした。
あれ、女子校ではなかったっけ?
あれ、高校じゃなかったっけ?
あれ、正直偏差値的には????
調べてみると
1999年に共学化。
2004年に中学校発足。
そこから一気に一流の進学校に駆け上がったわけですね。
それだけでもすごいエネルギーを感じるのですが、
実際に須磨学園に子どもさんを通わせている知人たちからは
面倒見がよい、塾いらずと絶賛されていました。
授業料+諸費用は私立の中でも高い方のようですが、塾いらず、海外研修など様々な経験を積めるなど
費用対効果は十分にある学校のようです。
我が家も興味はあったのですが、アクセスの面で受験は断念。でも、最後の最後まで受験するか悩んだ学校でした。
そんな須磨学園中学校。
毎年、台風の目のような状態で、合否のボーダーが読みにくいと塾の先生がおっしゃっていました。
2022年の須磨学園 第1回入試の結果R4(日能研)は
B合格 65
A合格 58
A+B合計の倍率は2.83倍(2021年は3.16倍)
となっています。A、B合格という手法は正直言って、合格者を区切っているだけなので偏差値吊り上げの手法といえます。
(他の学校でも、よくある手法です。実際にクラスで授業内容が異なる学校が多いです。)
とはいっても「58」という数字は難関校として堂々たる数字です。
西大和学園と同じように勢いがありますし、
このまま最難関校に名乗りをあげるでしょう。
今年はどうだったのでしょうか??
2023年の須磨学園 第1回入試の結果R4(日能研)は
B合格 63
A合格 58
A+B合計の倍率は2.00倍
とのことです。
昨年、一昨年から年々倍率低下しています。
特に今年は普段よりも広き門となったようです。
では、人気が落ちたのか?というとそんなことはないと思います。
冒頭に書いたように、勢いがあること、台風の目になることが多いことで
受験回避の動きが出た可能性があります。
また、コロナ禍で移動しやすくなったことで、甲陽や星光にシフトチェンジする受験生もいたかもしれません。
同系列の須磨学園夙川中学が直下の偏差値帯まで上がってきているおり、そちらにシフトした受験生もいたと思います。
何にせよ、受験生は十分に集まってきているので来年は平年並みに戻る可能性があるでしょう。
須磨学園は受験のチャンスが多く、受験するごとに加点があります。
「どうしても須磨学園!」「どうしてもB合格!」という人は複数回受験も視野に入れてもいいかもしれませんね。
ただ、滑り止め校の受験も忘れずに~!!
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