【ドアのトラブル】設計ではなかなか気づきにくいポイント

設計では実際の生活をイメージする必要があります。
これがなかなかむずかしくて、実際に寸法を測ったりしながらしますが限界があります。
やはりプロの設計士さんの助言はありがたかったです。
かなり適切で、少しでも無駄な費用は省くようにしてもらえました。

それでも難しかったところがあります。
間取りの設計中に、設計士さんから
「どうしてもドアが集まってしまいます。少し不便があるかもしれません。」
と言われていました。
でも、部屋や収納スペースを確保することに目が行き過ぎていて、
そのことばの大切さをそんなに認識していなかったかもしれません。

我が家では扉が集合するところが3か所あります。
意外なトラブルを引き起こしているので、紹介しておきます。
特に最後に紹介するトラブルは、かなり焦りました。




まず2階に、2か所あります。

1か所目は階段のぼってすぐの廊下。
図面の上の赤丸部分です。
これは設計士さんも、気づいていなかった?というかそんなズボラな施主と思っていなかったのかもしれません。

下の写真で奥に見える和室のドアを開けたまま、天井から小屋裏の扉を降ろすと、

写真の矢印の部分が干渉します。
引っ越し当日にこれでやらかしました。
荷物を搬入するために、小屋裏階段を降ろして、小屋裏に上がろうとすると、
階段ががたつくのです。
ちょっと不安定だな?こんなもんかな?と思っていたのですが、
和室のドアが開きっぱなしで、思い切り干渉。
和室ドア上部の角が丸くなりました…。
引っ越しした日に…。

続いて主寝室とウォークインクローゼットのドア。
先ほどの図面の下の赤丸。
主寝室のドアを開けたまま、ウォークインクローゼットの折れ戸を開くと、
カツンと中途半端な位置でぶつかり、ウォークインクローゼットのドアが開きにくくなります。今はウォークインクローゼットのドアを開いたままにしています。
ロスガードの音を軽減するためにも閉めたいのですが、そこはズボラな私たち…。

最後に、一番焦ったところ。
それは、




1階トイレのドアと洗面化粧台の扉。

図面の丸の部分。もうこの時点で扉が重なっているのがわかります。

私がトイレに行っている間に、子どもが洗面化粧台の左端のドアを開き、
タオルボックスを出して、そのままどこかへ。
見事にトイレに閉じ込められました。1cmぐらいしか隙間ができなかったので、
家族がこの間に外出していると完全に出られなかったです。
これに関しては子どもに言い聞かすしかないです。
とはいえ、さっきから
「そのまま」というフレーズが多い私たち家族。
ドアを閉めることさえ面倒な人がいるとは設計士さんも想定外だったかもしれません。

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