10年前は売電価格が38円/kWh。
それでも、さらに数年前の売電価格は48円/kWhだったので、落ち目ではありました。
売電価格だけを見ると羨ましいと思われるかもしれませんが、
搭載費用だって高かったのです。
1kWの単価で言うと約34万円。
蓄電池だってありません。
補助金も減少傾向にありました。
当時は、他社メーカーで家を建てる場合、
太陽光発電搭載まで資金が回らずに諦めたり、小規模にしたりすることが多かったのです。
なので、夢発電払いのシステムは画期的だったのです。
しかも金利が1％と、私たちが利用した銀行ローン5年固定の特約期間と同等の金利でした。
しかも、初期費用はいらなかったので、無駄がありませんでした。
営業さんに言われるまま、特に疑問にも思わず契約しました。
後々、デメリットもあると気づきました。
幸いにも、10年間健康に過ごせたからよかったのですが、
団体信用生命保険の加入がありません。
万が一のことがあっても、ローンは残ります。
もう一つは
住宅ローン扱いではないので、減税の対象にはなりません。
我が家の場合、数年間は住宅ローンだけで上限にいっていたので
あまり影響はありませんでした。
で、契約書です。
我が家の太陽光発電パネルを8kW分搭載となっています。
当時で、我が家のサイズでは結構目立っていました。
さて、
太陽光発電の搭載費用は275万7300円で借入金額も同額。
国からの補助金が16万円で、これで借入金額に対して繰り上げ返済する形式となります。
なので実質的な借入金額は259万7300円となります。
そして、月々22，810円を119回、120回目に22,012円返済して
実際の支払総額は273万6402円となります。
補助金分、金利を払った感じになります。
今は搭載費用、売電価格、金利など様々な条件が変わってきています。
他の方のブログを拝見していると
夢発電払いを利用せずに銀行ローン契約に組み込み、あとで繰り上げ返済している方も多くいらっしゃるようです。
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